ライコウ
ライコウは、ゲンガーより素早さが早く、サンダー、スイクンなどの環境上位ポケモンに有利を取れるポケモンです。ライコウは、有利、不利が明確で、行動はシンプルになります。
基本型
臆病 CS252D4
拘り眼鏡、命の珠、シュカの実
確定技
10万ボルト、めざめるパワー氷、寝言
選択技
雷、威張る、どくどく
確定技
10万ボルト:メインウエポン。広範囲に等倍で打点を持てるため強力。
めざめるパワー氷:電気技との相性補完が良く、ガブリアス、ラティオス、ドサイドンなどに打点を持てる。
寝言:クロバット、ゲンガー、メガヤンマ用に必須技。
選択技
雷:10万ボルトでは足りない確定数を補う時に使用する。寝言で電気技を出やすくするためにも使用出来る。
威張る:非拘りの場合、ソーナンスを流すために使用する。
どくどく:非拘りの場合、ソーナンスを流すために使用する。
持ち物について
拘り眼鏡:数値が1番高くなる持ち物。広範囲を確定2発圏内に入れることが出来る。
命の珠:広範囲を確定2発に入れることが出来る。技選択も可能となり、寝言も連打出来る。耐久力が落ちるため、注意。
シュカの実:ガブリアスなどの地震などを耐えてめざめるパワー氷で攻撃する。ライコウのめざめるパワー氷ではガブリアスを確定で落とせない(乱数53.8%)ことに注意が必要。
基本型のライコウは、素早さを生かして打ち合いに勝つ型です。拘り眼鏡型では、バンギラスの繰り出しすら安定しません。
身代わり守る型
臆病 H92S252C164
たべのこし
確定技
どくどく、身代わり、守る
選択技
雷、10万ボルト、放電
確定技
どくどく:身代わり、守ると合わせて定数ダメージで攻める。
身代わり:ライコウの素早さと身代わりの相性が良い。
守る:どくどく、たべのこしと合わせてターン数を稼ぐ。
選択技
雷:羽休めハッサムを意識したい場合に使用する。
10万ボルト:優先度の1番高い技。
放電:どくどくの効かない鋼タイプを麻痺させて身代わりの起点にする。
素早さが高く、流し性能も高いので身代わりを残しやすい。どくどくを低速ポケモンに入れることが出来れば崩しを狙える。
構築アドバイス
ライコウは、催眠術ポケモンと、サンダー、スイクンに強く、それらを弱点とする様々なポケモンと組み合わせやすいです。ライコウは、ガブリアスなどに対面で負けてしまうため、ドータクン、ソーナンス、ハッサムとの相性が良いポケモンです。ライコウの行動回数を稼げるような構築を目指しましょう。
関連ページ
- ガブリアス
- ガブリアスは、第四世代で登場した最強のポケモンです。第三世代までの環境を全て破壊してしまうほど強力な存在となっています。型の幅広さもガブリアスの強さの1つとなっています。
- バンギラス
- バンギラスは、特性砂起こしにより定数ダメージ、特殊耐久が1.5倍になります。前作までのカビゴン環境の崩壊や、エスパータイプなどを環境から消しているポケモンです。
- ゲンガー
- ゲンガーは、高い素早さから催眠術を使用することが出来るポケモンです。攻撃技の範囲も広く、シャドーボールと気合玉でほとんどの範囲を見ることが出来ます。また、素早さがガブリアスより早く、特性で地面技を無効に出来るため、構築に組み込みやすいポケモンとなっています。
- ヒードラン
- バトレボ環境で新たに登場したポケモンです。バトレボ環境は、ガブリアスを筆頭した、ドラゴン環境になっているため、相対的に鋼タイプも強力な存在になっています。その鋼タイプミラーに対してヒードランが強いため、最上位のポケモンとして君臨しています。
- ハッサム
- ハッサムはパーティ内の潤滑油的な役割を持つポケモンです。羽休めと、とんぼ返りの技の組み合わせで、様々な盤面を往なすポケモンです。また、剣の舞で全抜きを狙うことも出来ます。
- ギャラドス
- ギャラドスは、バトレボ環境でも3世代後期環境に引き続き、全抜きを狙うポケモンです。繰り出し性能が高く、サイクル戦でも使用出来るため、様々な構築に組み込むことが出来ます。
- メガヤンマ
- メガヤンマは、バトレボ環境ではゲンガーと並ぶ高速催眠ポケモンです。ゲンガーよりもさらに攻撃的な性能のポケモンで、一度決定力を発揮したら、一気に勝ちが近づきます。
- スイクン
- スイクンは、高種族値で無駄のない配分のポケモンです。タイプは水単なため、安定した性能を持っています。
- ソーナンス
- ソーナンスは、バトレボ環境ではガブリアスを処理するポケモンとして使われます。また、ラティオスにも有利を取ることが出来ます。特性により、サイクル戦を無視して戦えるため、唯一無二の存在となっています。
- ドータクン
- ドータクンは、ガブリアス流しで最高峰のポケモンです。耐性と特性が優秀なので、様々なポケモンを流すことが出来ます。
- ラティオス
- ラティオスは、3世代環境から引き続き最強のポケモンです。バトレボ環境での決定力は、物理はガブリアスの逆鱗、特殊はラティオスの流星群が基準となっています。拘り眼鏡ラティオスの流星群を耐えれないポケモンは、行動すら許されないことになります。
- サンダー
- サンダーは、バトレボ環境では、幅広く柔軟に戦えるポケモンとしての役割を持っています。3世代環境では、エースとしての立ち位置が強かったのですが、4世代はオールラウンダーな使い方が一般的です。
- メタグロス
- メタグロスは、大爆発による1:1交換の性能がメインのポケモンです。半減出来るタイプも多いため、後発から繰り出して使用することも出来ます。
- ドサイドン
- ドサイドンは、HP、攻撃、防御の種族値が高く、物理タイプであれば、ハードロックにより、弱点を突かれても打ち勝つことが出来ます。特殊にも弱いですが、電気タイプには強いので、スイクンなど一部のポケモンになります。
- クロバット
- クロバットは、最速の催眠術使いです。種族値に無駄がなく、耐性が優秀で耐久力も高いため、行動は安定しています。反面、攻撃能力に乏しいので、序盤から試合展開を行なって、中盤で切り捨てる使い方が一般的です。
- ユキノオー
- ユキノオーは、種族値は低いですが、優秀な耐性と天候の霰、幅広い攻撃範囲で戦うポケモンです。物理、特殊、補助技が一通り揃っているため、幅広いパーティを崩すことが出来ます。
- ボーマンダ
- ボーマンダは、4世代環境では最強の崩しポケモンとして存在しています。しかし、63対戦では選出の関係上、釘付けが出来てしまうため、ボーマンダの崩し能力が発揮しにくいところがあります。
- キノガッサ
- キノガッサは、種族値は低いですが、キノコの胞子と特性のポイズンヒールが強力なポケモンです。
- マンムー
- マンムーは、繰り出し性能は皆無ですが、対面性能は高いポケモンになります。ドータクンなど一部のポケモン以外では、流すことが難しいので、有利対面を取ることが出来れば試合の流れを作り出せます。
- ミロカロス
- ミロカロスは、高耐久水ポケモンとしての役割を持っています。しかし、3世代環境よりも火力が上がってしまったため、純粋に受け出しすることは難しくなりました。バトレボシングル環境では、催眠術と自己再生を持ったエースとしての役割を持っています。