ギャラドス
ギャラドスは、バトレボ環境でも3世代後期環境に引き続き、全抜きを狙うポケモンです。繰り出し性能が高く、サイクル戦でも使用出来るため、様々な構築に組み込むことが出来ます。
基本型
意地っ張り、陽気 AS252B4
意地っ張りA252S188B68(龍の舞後拘りスカーフバンギラス抜き)
陽気A252S164B92(龍の舞後クロバット抜き、龍の舞ストーンエッジでクロバット確定:ラムの実)
命の珠、達人の帯、ラムの実、カゴの実、食べ残し、ソクノの実、ヨロギの実、ジャポの実、オボンの実
確定技
龍の舞
選択技
アクアテール、滝登り、ストーンエッジ、地震、氷の牙、逆鱗、挑発、身代わり、眠る
確定技
龍の舞:終盤戦で使用する。ギャラドスはサイクル戦で使用することも多いため、使用しないこともある。
選択技
アクアテール:メインウエポン。滝登りとの選択。こちらは、意地っ張りなら龍の舞後にライコウなどを乱数で落とせるようになる。
滝登り:メインウエポン。アクアテールとの選択。命中安定、怯みの追加効果ありで強力。
ストーンエッジ:サブウエポンで1番範囲の広い技。優先度は高い。ミラー、サンダーなどへ最高打点を持たせて受け出し出来なくする。
地震:命中率安定。ライコウ、エンペルトなどへの打点。
氷の牙:ガブリアス、ボーマンダへの打点。龍の舞をしていない状態では、強化アイテムがなければ、どちらも落とすことが出来ない。
逆鱗:龍の舞後、ラティオス、ガブリアスをアイテム補正なしで処理出来る技。技スペースと持ち物によって採用される技。
挑発:ソーナンス、ドータクンなどの補助技を止めたい場合に使用する。
身代わり:ドータクンなどを起点にする場合に使用する。
眠る:サイクル戦で使用する場合。
基本的な型です。アイテムによって、使い方が変わるので、アイテム毎に使用方法を書きます。
命の珠:龍の舞前提。アクアテールでライコウを処理したり出来る。
達人の帯:陽気龍の舞氷の牙でラティオスを確定で処理出来る。氷の牙でガブリアスを確定に出来る。
ラムの実:先発でクロバット、メガヤンマ、ドータクンに強くなる。陽気龍の舞のストーンエッジでクロバットを処理可能。
カゴの実:催眠術対策でラムの実がない場合。もしくは、眠るでサイクル戦を組む場合に使用する。
食べ残し:耐久力が上昇してハッサムなどへ安定するようになる。
ソクノの実:不一致10万ボルト、めざめるパワー電気で処理されるのを防ぐ。
ヨロギの実:ストーンエッジに対して強くなる。
ジャポの実:気合の襷を持ったガブリアス、マンムーに対面で勝ちたい場合に使用する。
オボンの実:食べ残し同様、耐久力を上昇する。ハッサムの虫食いに注意。
物理受け型
意地っ張り、腕白 HB252A4
オボンの実
確定技
雪雪崩
選択技
アクアテール、滝登り、ストーンエッジ、地震、電磁波、毒毒、龍の舞
確定技
雪雪崩:ガブリアスを受けるための型なので必須。氷の牙では確定数が足りない。
選択技
アクアテール:メインウエポン。鋼タイプへの遂行に使用する。
滝登り:メインウエポン。命中率安定と低速への怯みの期待。
ストーンエッジ:ミラーで使用する。
地震:メタグロス、エンペルトなどへの打点。
電磁波:決定力が低いので後続のサポート用。
毒毒:決定力が低いので定数ダメージで削る。
龍の舞:羽休めハッサムを遂行するために積む。
ガブリアスに受け出し出来るようにした型です。ガブリアスへのピンポイントな型ですが、パーティによっては採用出来ます。決定力がないため、サイクル戦での負担は裏のポケモンでかける必要があります。
拘り鉢巻型
意地っ張り、陽気 AS252H4 HA252B4
意地っ張り H188A132S188(アクアテールでバンギラスを確定1発、最速バンギラス抜き)
意地っ張り H244B60A132S68B4(アクアテールでバンギラスを確定1発、威嚇込み意地っ張りガブリアスの逆鱗2発耐え)
意地っ張り H244B132A132(アクアテールでバンギラス確定1発、威嚇込み意地っ張りガブリアスのストーンエッジで低乱数2発(3.2%))
拘り鉢巻
確定技
ストーンエッジ
選択技
アクアテール、滝登り、地震、氷の牙、雪雪崩、しっぺ返し、逆鱗、寝言、どくどく
確定技
ストーンエッジ:ミラー、サンダーへ使用する。
選択技
アクアテール:メインウエポン。A実数値180で、H振りバンギラスを確定で落とすことが出来る。
滝登り:メインウエポン。命中率を安定させたい場合に使用する。バンギラス、メタグロスへの確定数はアクアテールの方が上。
地震:エンペルトへ使用する。アクアテールより、確定数を1つ上げたい場合に使用する。
氷の牙:ガブリアスへの打点。
雪雪崩:ガブリアスへの打点。命中率を重視する場合はこちらを使用する。
しっぺ返し:交換読みでラティオスを落とすための技。
逆鱗:ガブリアス、ラティオスなど幅広く遂行、牽制する。
寝言:技スペースがあまり、ドータクンなどを遂行する際に使用する。
どくどく:ソーナンスに使用する。
ハッサム、バンギラスなどを起点にサイクル戦で崩しを狙う型です。有利対面で攻撃技を選ぶだけなので使い方は難しくはありません。耐久面に回すことで、ガブリアスに強くすることも出来ます。
身代わり守る型
陽気 H180S252B76
食べ残し
確定技
滝登り、身代わり、守る、どくどく
確定技
滝登り:メインウエポン。怯みの期待も出来る強力な技。
身代わり:どくどくとの相性が良く、ハッサム対面などで身代わりを残すことが出来る。
守る:身代わりと合わせて定数ターンを稼ぐ。
どくどく:この型のメイン技。身代わりと守ると組み合わせて崩しを狙う。
身代わり守るギャラドスです。ハッサムなどを起点にして、相手のパーティの崩壊を狙います。汎用型スイクン(HCスイクン)などでギャラドスを対策している相手に刺さります。
構築アドバイス
ギャラドスは、無効タイプと半減タイプが優秀なポケモンです。ガブリアス、ハッサム、バンギスなどと組み合わせると相互に補完し合う組み合わせになります。また、龍の舞をして全抜きを狙うことから、電磁波でサポートすることまで出来るので、構築によって型を変えて使用しましょう。
関連ページ
- ガブリアス
- ガブリアスは、第四世代で登場した最強のポケモンです。第三世代までの環境を全て破壊してしまうほど強力な存在となっています。型の幅広さもガブリアスの強さの1つとなっています。
- バンギラス
- バンギラスは、特性砂起こしにより定数ダメージ、特殊耐久が1.5倍になります。前作までのカビゴン環境の崩壊や、エスパータイプなどを環境から消しているポケモンです。
- ゲンガー
- ゲンガーは、高い素早さから催眠術を使用することが出来るポケモンです。攻撃技の範囲も広く、シャドーボールと気合玉でほとんどの範囲を見ることが出来ます。また、素早さがガブリアスより早く、特性で地面技を無効に出来るため、構築に組み込みやすいポケモンとなっています。
- ヒードラン
- バトレボ環境で新たに登場したポケモンです。バトレボ環境は、ガブリアスを筆頭した、ドラゴン環境になっているため、相対的に鋼タイプも強力な存在になっています。その鋼タイプミラーに対してヒードランが強いため、最上位のポケモンとして君臨しています。
- ハッサム
- ハッサムはパーティ内の潤滑油的な役割を持つポケモンです。羽休めと、とんぼ返りの技の組み合わせで、様々な盤面を往なすポケモンです。また、剣の舞で全抜きを狙うことも出来ます。
- メガヤンマ
- メガヤンマは、バトレボ環境ではゲンガーと並ぶ高速催眠ポケモンです。ゲンガーよりもさらに攻撃的な性能のポケモンで、一度決定力を発揮したら、一気に勝ちが近づきます。
- スイクン
- スイクンは、高種族値で無駄のない配分のポケモンです。タイプは水単なため、安定した性能を持っています。
- ソーナンス
- ソーナンスは、バトレボ環境ではガブリアスを処理するポケモンとして使われます。また、ラティオスにも有利を取ることが出来ます。特性により、サイクル戦を無視して戦えるため、唯一無二の存在となっています。
- ドータクン
- ドータクンは、ガブリアス流しで最高峰のポケモンです。耐性と特性が優秀なので、様々なポケモンを流すことが出来ます。
- ラティオス
- ラティオスは、3世代環境から引き続き最強のポケモンです。バトレボ環境での決定力は、物理はガブリアスの逆鱗、特殊はラティオスの流星群が基準となっています。拘り眼鏡ラティオスの流星群を耐えれないポケモンは、行動すら許されないことになります。
- ライコウ
- ライコウは、ゲンガーより素早さが早く、サンダー、スイクンなどの環境上位ポケモンに有利を取れるポケモンです。ライコウは、有利、不利が明確で、行動はシンプルになります。
- サンダー
- サンダーは、バトレボ環境では、幅広く柔軟に戦えるポケモンとしての役割を持っています。3世代環境では、エースとしての立ち位置が強かったのですが、4世代はオールラウンダーな使い方が一般的です。
- メタグロス
- メタグロスは、大爆発による1:1交換の性能がメインのポケモンです。半減出来るタイプも多いため、後発から繰り出して使用することも出来ます。
- ドサイドン
- ドサイドンは、HP、攻撃、防御の種族値が高く、物理タイプであれば、ハードロックにより、弱点を突かれても打ち勝つことが出来ます。特殊にも弱いですが、電気タイプには強いので、スイクンなど一部のポケモンになります。
- クロバット
- クロバットは、最速の催眠術使いです。種族値に無駄がなく、耐性が優秀で耐久力も高いため、行動は安定しています。反面、攻撃能力に乏しいので、序盤から試合展開を行なって、中盤で切り捨てる使い方が一般的です。
- ユキノオー
- ユキノオーは、種族値は低いですが、優秀な耐性と天候の霰、幅広い攻撃範囲で戦うポケモンです。物理、特殊、補助技が一通り揃っているため、幅広いパーティを崩すことが出来ます。
- ボーマンダ
- ボーマンダは、4世代環境では最強の崩しポケモンとして存在しています。しかし、63対戦では選出の関係上、釘付けが出来てしまうため、ボーマンダの崩し能力が発揮しにくいところがあります。
- キノガッサ
- キノガッサは、種族値は低いですが、キノコの胞子と特性のポイズンヒールが強力なポケモンです。
- マンムー
- マンムーは、繰り出し性能は皆無ですが、対面性能は高いポケモンになります。ドータクンなど一部のポケモン以外では、流すことが難しいので、有利対面を取ることが出来れば試合の流れを作り出せます。
- ミロカロス
- ミロカロスは、高耐久水ポケモンとしての役割を持っています。しかし、3世代環境よりも火力が上がってしまったため、純粋に受け出しすることは難しくなりました。バトレボシングル環境では、催眠術と自己再生を持ったエースとしての役割を持っています。