ボーマンダ:第四世代バトレボシングルの単体考察

ボーマンダ

ボーマンダは、4世代環境では最強の崩しポケモンとして存在しています。しかし、63対戦では選出の関係上、釘付けが出来てしまうため、ボーマンダの崩し能力が発揮しにくいところがあります。

 

基本型
うっかりや、控えめ CS252A4
命の珠
確定技
流星群、大文字
選択技
地震、ハイドロポンプ、めざめるパワー電気、寝言

 

確定技
流星群:メインウエポン。出来る限り居座って攻撃を打ちたいポケモンなので、打つタイミングが重要。
大文字:メタグロス、ドータクンなどを牽制する技。対面で使用して崩しを狙う。

 

選択技
地震:ヒードランを牽制する技。対面で使用して崩しを狙う。
ハイドロポンプ:ヒードランを牽制する技。寝言を使用する場合に、地震を持たせたくない時に使用する。
めざめるパワー電気:ギャラドスを1発で倒したい場合に使用する。
寝言:クロバット、ゲンガー、メガヤンマ、ドータクンと打ち合う時に使用する。

 

基本型のボーマンダは、特殊型で相手の中速、低速ポケモンを上から縛る使い方が強力です。

 

龍の舞型
意地っ張り AS252H4
ラムの実、ハバンの実、命の珠
確定技
龍の舞、逆鱗、地震
選択技
大文字、炎の牙、ドラゴンクロー、瓦割り

 

確定技
龍の舞:終盤の全抜きに使用する。
逆鱗:メインウエポン。序盤戦では使用しにくい。
地震:ヒードラン、メタグロス、バンギラスを処理する技。

 

選択技
大文字:ハッサム、ドータクンなどを処理する技。
炎の牙:竜の舞前提だが、火力は大文字の方が高い。
ドラゴンクロー:逆鱗を打ちにくい場合に使用する。
瓦割り:バンギラスを1発で処理する技。

 

龍の舞を使用する型です。龍の舞を使用せずに戦うことも出来るので、試合の中で使う暇がなければ積まなくても戦えます。

 

ラムの実型
やんちゃ AS252C4
ラムの実
確定技
逆鱗、地震、大文字
選択技
ドラゴンクロー、噛み砕く、瓦割り

 

確定技
逆鱗:メインウエポン。
地震:ヒードランを1発で処理する技。
大文字:ハッサム、ドータクンを処理する技。

 

選択技
ドラゴンクロー:逆鱗を選択にくい場面で使用する。
噛み砕く:ラムの実前提でゲンガーへの安定した打点。
瓦割り:バンギラスを1発で処理する技。

 

龍の舞を使用しない型です。ゲンガー、メガヤンマ、ドータクンなどへの安定感を持たせて打ち合い範囲を広げている型です。先発で使用したい時に使います

 

構築アドバイス
ボーマンダは、鋼タイプや低速ポケモンを縛るポケモンです。構築段階で、鋼タイプや低速ポケモンを呼びやすいようにしましょう。鋼タイプを呼びやすく、ボーマンダとの補完が良いメタグロスなどと組みやすいです。

 

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ガブリアス
ガブリアスは、第四世代で登場した最強のポケモンです。第三世代までの環境を全て破壊してしまうほど強力な存在となっています。型の幅広さもガブリアスの強さの1つとなっています。
バンギラス
バンギラスは、特性砂起こしにより定数ダメージ、特殊耐久が1.5倍になります。前作までのカビゴン環境の崩壊や、エスパータイプなどを環境から消しているポケモンです。
ゲンガー
ゲンガーは、高い素早さから催眠術を使用することが出来るポケモンです。攻撃技の範囲も広く、シャドーボールと気合玉でほとんどの範囲を見ることが出来ます。また、素早さがガブリアスより早く、特性で地面技を無効に出来るため、構築に組み込みやすいポケモンとなっています。
ヒードラン
バトレボ環境で新たに登場したポケモンです。バトレボ環境は、ガブリアスを筆頭した、ドラゴン環境になっているため、相対的に鋼タイプも強力な存在になっています。その鋼タイプミラーに対してヒードランが強いため、最上位のポケモンとして君臨しています。
ハッサム
ハッサムはパーティ内の潤滑油的な役割を持つポケモンです。羽休めと、とんぼ返りの技の組み合わせで、様々な盤面を往なすポケモンです。また、剣の舞で全抜きを狙うことも出来ます。
ギャラドス
ギャラドスは、バトレボ環境でも3世代後期環境に引き続き、全抜きを狙うポケモンです。繰り出し性能が高く、サイクル戦でも使用出来るため、様々な構築に組み込むことが出来ます。
メガヤンマ
メガヤンマは、バトレボ環境ではゲンガーと並ぶ高速催眠ポケモンです。ゲンガーよりもさらに攻撃的な性能のポケモンで、一度決定力を発揮したら、一気に勝ちが近づきます。
スイクン
スイクンは、高種族値で無駄のない配分のポケモンです。タイプは水単なため、安定した性能を持っています。
ソーナンス
ソーナンスは、バトレボ環境ではガブリアスを処理するポケモンとして使われます。また、ラティオスにも有利を取ることが出来ます。特性により、サイクル戦を無視して戦えるため、唯一無二の存在となっています。
ドータクン
ドータクンは、ガブリアス流しで最高峰のポケモンです。耐性と特性が優秀なので、様々なポケモンを流すことが出来ます。
ラティオス
ラティオスは、3世代環境から引き続き最強のポケモンです。バトレボ環境での決定力は、物理はガブリアスの逆鱗、特殊はラティオスの流星群が基準となっています。拘り眼鏡ラティオスの流星群を耐えれないポケモンは、行動すら許されないことになります。
ライコウ
ライコウは、ゲンガーより素早さが早く、サンダー、スイクンなどの環境上位ポケモンに有利を取れるポケモンです。ライコウは、有利、不利が明確で、行動はシンプルになります。
サンダー
サンダーは、バトレボ環境では、幅広く柔軟に戦えるポケモンとしての役割を持っています。3世代環境では、エースとしての立ち位置が強かったのですが、4世代はオールラウンダーな使い方が一般的です。
メタグロス
メタグロスは、大爆発による1:1交換の性能がメインのポケモンです。半減出来るタイプも多いため、後発から繰り出して使用することも出来ます。
ドサイドン
ドサイドンは、HP、攻撃、防御の種族値が高く、物理タイプであれば、ハードロックにより、弱点を突かれても打ち勝つことが出来ます。特殊にも弱いですが、電気タイプには強いので、スイクンなど一部のポケモンになります。
クロバット
クロバットは、最速の催眠術使いです。種族値に無駄がなく、耐性が優秀で耐久力も高いため、行動は安定しています。反面、攻撃能力に乏しいので、序盤から試合展開を行なって、中盤で切り捨てる使い方が一般的です。
ユキノオー
ユキノオーは、種族値は低いですが、優秀な耐性と天候の霰、幅広い攻撃範囲で戦うポケモンです。物理、特殊、補助技が一通り揃っているため、幅広いパーティを崩すことが出来ます。
キノガッサ
キノガッサは、種族値は低いですが、キノコの胞子と特性のポイズンヒールが強力なポケモンです。
マンムー
マンムーは、繰り出し性能は皆無ですが、対面性能は高いポケモンになります。ドータクンなど一部のポケモン以外では、流すことが難しいので、有利対面を取ることが出来れば試合の流れを作り出せます。
ミロカロス
ミロカロスは、高耐久水ポケモンとしての役割を持っています。しかし、3世代環境よりも火力が上がってしまったため、純粋に受け出しすることは難しくなりました。バトレボシングル環境では、催眠術と自己再生を持ったエースとしての役割を持っています。

 
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